熊本の弁護士法人 リーガル・プロの「遺産のトラブル」

私が死んだら遺産でもめるのではないか心配です。

ご相談ケース1)私が死んだときに、私の遺産を巡って争いが起こることは絶対に避けたいと思っています。何かよい方法はありますか。
回答)遺産が多くても少なくても、遺産分割でもめることはよくあります。これは日本において、家督相続制度が廃止されたこともひとつの大きな原因と言われています。遺産でもめないためには、遺言書を作成されることをお勧めします。特に公正証書遺言がお勧めです。他の遺言方式だと、遺言書発見後、家庭裁判所で検認という作業をしないと効力が発生しませんが、公正証書遺言ではその必要がないからです。また、公正証書遺言の中で、弁護士を遺言執行者として選任されることもお薦めします。自分が亡くなった後に弁護士が遺言を確実に執行してくれるため安心できるからです。
弁護士に依頼して公正証書遺言を作成した場合
相談料 着手金 報酬金 期間
5,250円 105,000円 なし 50日
弁護士費用合計 110,250円(ただし、実費含まず)
※この他に公証人役場に対する数万円の公正証書遺言作成費用が必要です。財産の多さにもよるので、詳しくは相談されてください。
※遺言執行の報酬金は、遺産の多さに伴って別途発生します。詳しくは相談されてください。