熊本の弁護士法人 リーガル・プロの「事業承継について」

長男に会社を引き継がせたいのですが、
どのような点に注意したらよいでしょうか。

回答)
事業承継にあたっては、会社を引き継がれるご長男が、スムーズに会社経営を行うことができる環境を整えることが必要になってきます。

そのため、持株割合が低い場合等は、承継に先立って、これを増加させる必要も生じます。また、相続を視野に入れた調整も必要になります。場合によっては、負債の整理を検討せざるを得ない事態も想定されます。さらに、税務対策も不可欠です。

以上のとおり、法的な知識をかなり必要とするうえ、承継が完了するまでに、相応の時間を要することとなるケースも想定されますので、事業承継をお考えであれば、できるだけ早い時期に、弁護士等に相談されることをお勧めします。